スズキ通期業績見通し、利益は微増

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北京モーターショーのスズキブース
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スズキが10日に発表した今期(2011年3月期)の連結決算業績見通しは、最終利益が前年同期比3.8%増の300億円と小幅な増益を予想する。

売上高は海外を中心に四輪車需要が回復する見通しで、同1.3%増の2兆5000億円となる見込み。インドや中国を中心としたアジアや、中南米、大洋州では販売増を見込むものの、秋に補助金が打ち切りとなる日本や欧米は引き続き低迷する見通し。

四輪車の国内販売は同1.9%の61万台を見込むが、海外が同8.4%増の187万2000台となる見込み。二輪車・ATVは同4.0%増の313万7000台見込む。

収益では販売増、原価低減や減価償却費の減少による増益効果を為替差損やモデルミックスの悪化、研究開発費の増加が打ち消し、営業利益は同0.8%増の800億円、経常利益が同1.2%増の950億円と微増となる見込み。

《レスポンス編集部》

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