【北京モーターショー10】BMWグループ、中国販売目標を12万台へ上方修正

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BMWのプレスカンファレンス
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BMWグループは23日、北京モーターショーでプレスカンファレンスを開催。2010年の中国新車販売目標台数を当初予定の10万台から、12万台へ引き上げると発表した。

中国はBMWグループにとって、世界4番目の量販市場。2009年は、年間9万台をセールスした。2010年第1四半期(1 - 3月)は、前年同期比106%増の3万4179台を販売している。

現在、BMWは現地合弁工場で、『3シリーズ』と『5シリーズ』を生産。将来、ドイツ・ライプツィヒ工場のみで製造中の『X1』を、中国でも現地生産する。また、今回の北京モーターショーで公開した『5シリーズセダン』のロングホイールベース車については、今秋から現地生産を開始することが明らかにされた。2006年の導入以来、5シリーズの累計セールスは、7万台を超えている。

BMWは2009年11月、中国瀋陽に2番目の車両組み立て工場を建設すると発表。それに関連して、5億6000万ユーロ(約700億円)を投資する。2010年6月から新工場建設に着手し、2012年の稼動を目指す。また、現在操業中の瀋陽第1工場も、2012年から年産台数を10万台へアップ。将来的に、現地2工場の年産台数を、合計で30万台規模へ拡大する計画だ。

BMWグループのノルベルト・ライトホーファー会長は、「2010年の目標は、引き続き世界第1位の販売規模を持つプレミアムメーカーであること。全世界で年間130万台以上を販売する」と力強く宣言している。

《森脇稔》

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