【北京モーターショー10】上海GMの中国コンパクト、セイル にハッチバック追加

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セイル 5ドアハッチバック
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GMの中国合弁、上海GMは23日、北京モーターショーにおいて、シボレー『セイル』の5ドアハッチバックを公開した。

セイルは、2010年1月に発売された上海GMのコンパクトセダン。2010年第1四半期(1 - 3月)は6291台を販売しており、『クルーズ』『スパーク』『エピカ』に次ぐ支持を集めた。今回、上海GMは、さらなる顧客層拡大を目指して、4ドアセダンのみだったセイルに、5ドアハッチバックを追加した。

セイルのハッチバックは、セダンよりも若々しいキャラクターをアピール。フロントマスクはセダンと共通イメージだが、ボディ後部はボクシーなフォルムが強調された。専用ボディカラーとして、イエローが用意されるのも、そのキャラクターを表している。

セダンに対してシート配置を見直すことで、後席ヘッドルームは965mmを確保。荷室は後席を倒せば、最大1215リットル(VDA計測法)へ拡大し、26インチの自転車が積載できる。

エンジンは、セダン同様にガソリン直列4気筒で、排気量は1.2リットルと1.4リットル。今回からセイル全車に、EMTと呼ばれるロボタイズド5速MTが設定された。上海GMによると、通常のATに比べて、燃費を最大15%改善させる効果があるという。

上海GMのDing Lei社長は、「5ドアハッチバックとEMTの追加により、セイルはさらに多くの顧客に支持されるだろう」と語っている。

《森脇稔》

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