メルセデスベンツ中国新車販売、105%増…1‐3月実績

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ダイムラーは21日、メルセデスベンツの中国における2010年第1四半期(1 - 3月)新車セールスの結果を公表した。総販売台数は過去最高の2万4100台で、前年同期比105%増。プレミアムメーカーで、最も高い伸びを見せた。

販売好調を受け、現地合弁会社の北京ベンツでは、北京工場の拡張に着手。年産10万台体制の早期実現を目指す。また、『Eクラス』のロングホイールベース仕様を、現地生産2番目の車種として追加。福建ダイムラーでは16日、『ヴィアノ』の現地生産も開始したばかりだ。

中国は、メルセデスベンツにとってドイツ、米国に次ぐ世界3番目の市場。2009年第1四半期の6位からの上昇だ。2010年第1四半期は、Eクラスが6400台、『Cクラス』が5400台、SUVシリーズは5300台を販売。『Sクラス』は3700台で、中国が最大市場となった。

また、『Bクラス』は2009年初頭の発売以来、累計約7000台をセールス。2009年4月に投入されたスマート『フォーツー』は、約2200台を登録。メルセデスベンツの中国ラインナップは14車種、52モデルに及び、販売ネットワークも140拠点以上を構える。

ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車部門、Joachim Schmidt上級副社長は、「Eクラスのロングホイールベース仕様が、中国での販売台数をさらに押し上げるだろう」と述べている。

《森脇稔》

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