極東開発工業は、環境に優しい電動コンクリートポンプ車『ツインドライブピストンクリート』を開発、鹿島建設が鹿島旧本社跡地で進めている「元赤坂Kプロジェクト」の建設現場に導入した。
生コンクリート圧送装置の動力源として、エンジン、もしくは、電動モーターを選択することができる「2way パワー方式」を採用した。
従来、建設現場で生コンクリートを圧送するために使用されるコンクリートポンプ車は、生コンクリートを圧送する装置を、車両のエンジンから取り出す動力で駆動させている。
今回極東開発が開発したツインドライブピストンクリートは、エンジンによる駆動に加えて、車体に電動モーターを搭載することで、電力を利用して装置を駆動させることが可能。電力は建設現場の電力を利用することも可能だ。
結果、コンクリート打設作業中にエンジンを停止することが可能となり、CO2排出がゼロ、騒音は従来に比べて約5dB低減するとしている。
4月26日から正式発売する予定。