自転車ひき逃げの男、事故を認識しつつも容疑否認

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6日午前9時55分ごろ、徳島県徳島市内の国道11号で、道路を横断していた自転車に対し、進行してきた大型トラックが衝突した。自転車に乗っていた73歳の男性は収容先の病院で死亡。警察は後に58歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

徳島県警・徳島東署によると、はねられた男性はトラックの下敷きとなり、全身強打で即死。トラックはそのまま逃走したが、車体に書かれていた社名を目撃者が記憶しており、これを元に車当たり捜査を開始。事故から約3時間後に容疑車両を発見し、この車両を運転していた吉野川市内に在住する58歳の男を自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は徳島市中常三島町1丁目(N34.4.33.7/E134.33.43.7)付近の国道11号で、片側3車線の緩やかなカーブ。調べに対して男は「何か踏んだのはわかったが、人ではないと思った」として容疑を否認している。

しかし、男は事故現場から約1km離れた場所で底部に挟みこんでいた自転車を撤去し、道路脇に放置していたことから、警察では人身事故を起こしていた認識はあったものとみて、男を厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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