マセラティの日本総代理店コーンズ・アンド・カンパンニー・リミテッドは3月29日、昨年のフランクフルトモーターショーで国際発表したマセラティ『グランカブリオ』を日本市場でも公開した。
「アジア太平洋地域というのはマセラティにとって非常に重要な地域で、売り上げの22%を占めています」とはマセラティS.p.A アジアパシフィック代表シモーネ・ニコライ氏。また、「この地域最大の市場が日本であり、世界的にもマセラティとして4番目に大きい市場。日本での事業展開を本格的に始めてから5000台近くのマセラティが日本の道路を走るようになりました」とこの地域の中での日本市場の重要性を話す。
そして、『グランカブリオ』は「『A6フルア・スパイダー』、『3500GTヴィニャーレ・スパイダー』、『ミストラル・スパイダー』、『ギブリ・スパイダー』、2001年の最新の『スパイダー』などというオープンタイプのモデルに続く新たなマスターピース」だと位置づけ、「4ドアセダン、クーペ、そこにオープンが加わったことで、(三叉の槍のエンブレムに因んで)トライデントと称している製品群がフルレンジとなりました」と語った。