【ニューヨークモーターショー10】マツダ、SKY-Gエンジン投入は2011年の北米市場から

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マツダ山内孝社長
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マツダは31日、ニューヨークモーターショーの会場で同社の次世代低燃費技術「SKYコンセプト」の北米展開計画を発表した。

山内孝社長自らが壇上に上がり、冒頭で「SKYの技術をグローバルマーケットに展開してゆくその手始めとして、我々は2011年に大きな一歩を踏み出します。2015年までには世界的な燃費を現状より30%改善させることを目標にしています」と声明。

続けて「次世代直噴ガソリンエンジンの「SKY-G」と、効率の良いAT「SKY-Drive」を組み合わせた商品を世界に先駆け、2011年に北米市場に投入します」と、「SKYコンセプト」の第一歩としての北米展開計画を発表した。

同席上ではSKYコンセプトのディーゼルエンジン「SKY-D」の2012年北米市場投入計画もアナウンスされた。「SKY-D」は次世代のミッドサイズディーゼルモデルで、現在のミッドサイズハイブリッド車を上回る43mpgの燃費向上を実現するという。この数値は既存のマツダの2.2リットルディーゼルよりも20%高燃費で、世界で最も厳しい環境基準である「Tier2BIN5」をもクリアするものだ。

さらに山内社長は、「既存の技術を最大限に発揮してエンジン、トランスミッション、軽量化、そして空力向上に取り組み、全てのお客様へのコスト負担を最低限に抑えて行きたい。これらの新技術の段階的な導入はマツダの将来を形成して行くものです」と計画への力強い意欲を示し発表を締めくくった。

《ケニー中嶋》

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