【ニューヨークモーターショー10】ヒュンダイソナタにガソリン直噴ターボ…パワーとエコを両立

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ヒュンダイ ソナタ 2.0T
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ヒュンダイは31日、ニューヨークモーターショーにおいて、『ソナタ』のターボモデル、「2.0T」を発表した。ガソリン直噴エンジンとターボの組み合わせは、ヒュンダイとしては初である。

初代ソナタは1985年にデビュー。使い勝手に優れるミドルクラスセダンは韓国で大ヒットし、一躍ベストセラーになった。新型は6代目に当たり、2009年9月に韓国で発表。2009年12月のロサンゼルスモーターショーでは、米国仕様が披露された。

米国向けのソナタは、アラバマ工場で2009年12月後半から生産され、2010年2月に米国発売。エンジンは直噴2.4リットル直列4気筒ガソリン「GDI」を搭載。最大出力198ps/6300rpm、最大トルクは25.4kgm/4250rpmだ。スポーティな「SE」グレードは200ps、25.7kgmを獲得。PZEV(パーシャル・ゼロ・エミッション・ビークル)仕様車は、最大出力が190psに抑えられる。

ソナタの米国現地価格は、1万9916ドル(約186万円)から。米国では、トヨタ『カムリ』、ホンダ『アコード』、日産『アルティマ』、シボレー『マリブ』、フォード『フュージョン』などのミッドサイズセダンがライバルだ。

2011年モデルのソナタは、ターボモデルの2.0Tを追加。韓国向けの直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「GDI」に、ツインスクロールターボを組み合わせ、最大出力274ps/6000rpm、最大トルク37.2kgm/1800 - 4500rpmを引き出す。2.4リットルNAエンジンよりも、76ps、11.8kgm強力だ。

トランスミッションは、パドルシフト付き6速AT「シフトトロニック」。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地9.35km/リットル、高速14.45km/リットル。2.4リットル車の市街地9.78km/リットル、高速14.88km/リットルと、ほぼ同等だ。

2.0Tは、「SE」「リミテッド」の両グレードに用意され、今年後半から米国のヒュンダイ販売店に並べられる。ヒュンダイは、ハイブリッドとこの2.0Tの2モデル体制で、ソナタの拡販に乗り出す。

《森脇稔》

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