右折待ち車へ当て逃げの男、飲酒運転だった

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今年2月に埼玉県所沢市内で発生した軽傷ひき逃げ事件について、埼玉県警は23日、同市内に在住する35歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。事故当時に被害者が目撃した容疑車両のナンバーから特定したという。

埼玉県警・所沢署によると、問題の事故は2010年2月26日の午後11時45分ごろ発生した。所沢市御幸町(N35.47.15.6/E139.28.23.3)付近の県道を走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線で右折待ちをしていた軽乗用車など2台と衝突した。

この事故で軽乗用車を運転していた同市内に在住する68歳の男性が頚部打撲などの軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。被害者は逃走したクルマの色やナンバーの一部を目撃しており、軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始した警察はこれを元に車両の特定を進めた。

その結果、同市内に在住する35歳の男が所有するクルマを容疑車両と断定。男から任意で事情を聞いていたところ、ひき逃げ容疑を大筋で認めたことから23日までに自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「事故当時は酒を飲んだ後で、飲酒運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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