22日午後、長崎県松浦市内の漁港で、岸壁に停車していた軽乗用車が急加速し、そのまま海に転落した。クルマは転覆した状態で沈んでおり、運転していた70歳の男性が収容先の病院で死亡している。
長崎県警・松浦署によると、事故が起きたのは22日の午後1時45分ごろ。松浦市御厨町里免(N33.21.38.8/E129.40.23.3)付近にある漁港で、岸壁に停車していた軽乗用車が海に向かって急加速し、そのまま転落するのを釣り人が発見。警察に通報した。
転落地点の水深は約1mだったものの、クルマは転覆した状態で海に沈んでいた。地元消防が救出を行ったが、運転していた同市内に在住する70歳の男性は収容先の病院で死亡が確認された。溺死したものとみられる。
クルマはAT車で、シフトはドライブ位置だった。警察では死亡した男性が方向転換を行った際、アクセルとブレーキを踏み間違えた可能性が高いと推測している。