22日未明、富山県富山市内の国道8号で、橋上を走行していた軽乗用車が凍結路面でスリップしてガードレールに衝突。これを避けようとした後続車が次々に追突し、車両9台が関係する多重衝突に発展した。この事故で1人が重傷を負っている。
富山県警・富山中央署によると、事故が起きたのは22日の午前4時40分ごろ。富山市一本木(N36.42.55.9/E137.16.34.7)付近の国道8号を走行していた軽乗用車が凍結路面にハンドルを取られてスリップ。コントロール不能のままガードレールに衝突した。
クルマは1車線を塞ぐ状態で横向きとなったが、これを避けようと急ブレーキを掛けた後続車が追突したり、スリップによる自損事故を起こし、結果として9台が関係する多重衝突となった。この事故で最後部で事故を起こした38歳の男性が骨折などの重傷を負っている。
現場は現場は片側2車線。事故は雄峰大橋(全長704m)の中央付近で起きた。警察では橋の下を吹き抜ける風で路面が凍結していたものとみている。