夏タイヤのトラック、凍結路でスリップして正面衝突

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9日午後、群馬県渋川市内の市道を走行していた普通トラックが対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で普通トラックは大破。運転していた64歳の男性が死亡している。

群馬県警・渋川署によると、事故が起きたのは9日の午後1時45分ごろ。渋川市赤城町溝呂木(N36.31.13.2/E139.4.13.1)付近の市道を走行していた普通トラックが対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突した。

普通トラックは運転席部分が大破。運転していた同市内に在住する64歳の男性は頭部を強打し、収容先の病院で死亡。大型トラックを運転していた埼玉県久喜市内に在住する55歳の男性が両足打撲の軽傷を負っている。

現場は片側1車線の直線区間。路面はシャーベット状に凍結していたが、逸脱側のトラックは夏タイヤだった。警察では凍結路面でスリップし、コントロールを失ったものとみている。

《石田真一》

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