ダイムラーは2日、ジュネーブモーターショーにおいて、メルセデスベンツ『C220CDIブルーエフィシエンシー』と『E250CDIブルーエフィシエンシー』の改良モデルを発表した。
両グレードは、2.2リットル直列4気筒ターボディーゼルを搭載。このエンジンの環境性能を、さらに高めたのが特徴だ。アイドリングストップと7速ATの採用が、大きな改良点である。
C220CDIブルーエフィシエンシーは、欧州複合モード燃費22.22km/リットル、CO2排出量119g/kmと、従来よりも6.7%改善。E 250CDIブルーエフィシエンシーは、欧州複合モード燃費20.4km/リットル、CO2排出量129g/kmと、従来よりも19%の改善を果たした。
これだけの環境性能でありながら、C220CDIブルーエフィシエンシーが、最大出力170ps、最大トルク40.8kgm。E 250CDIブルーエフィシエンシーが、最大出力204ps、最大トルク51kgmと非常にパワフルだ。
ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、「ブルーエフィシエンシーは、燃費とCO2排出量を改善する技術。この2台は、さらに環境性能を引き上げることに成功した」と自信を見せている。