ホンダの伊東孝紳社長は25日の『CR-Z』発表会見で、リコール問題に関連して「2000年ごろから品質強化を積極的に続けてきた」とし、今後も取り組みを継続する方針を表明した。
伊東社長は1990年代後半から世界での販売が伸びるに連れ、相対的に顧客の不満が増えてきた経緯があったと振り返った。そして、当時の吉野浩行社長が品質強化について「大号令」を発し、改めて品質重視の取り組みを始めたという。
ホンダは2000年当時から、ケタ違いの品質確保を目指す「ケタ品」活動を展開しており、伊東社長は今後も強化・継続する考えを強調した。