日本郵船と郵船航空サービスは25日、両社で協議してきた物流事業の再編と統合について基本合意書を締結したと発表した。
日本郵船、郵船航空は、日本郵船グループの物流事業の最適化・効率化を図り、グループシナジーを最大限発揮することで事業価値の向上を図り、日本郵船グループが物流業界でグローバルプレイヤーとしての地位を確立することを目的に統合する。
10月1日付けで日本郵船の連結子会社であるNYKロジスティックスジャパンの物流事業を郵船航空へ統合する。具体的な統合スキームについては、物流事業統合検討委員会で継続して協議する。2010年5月を目処に締結する最終契約で詳細を決めるとしている。
統合に伴い、郵船航空は社名を「郵船ロジスティクス」に変更。統合後も上場を維持する。