飲酒運転の高校教諭、工事現場に突っ込む

自動車 社会 社会

20日未明、和歌山県和歌山市内の県道を走行していた乗用車が車線規制を無視し、道路工事現場に進入。舗装工事で使われていたローラー車と衝突する事故が起きた。作業員2人が重軽傷。警察はクルマを運転していた28歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕した。

和歌山県警・和歌山東署によると、事故が起きたのは20日の午前2時5分ごろ。和歌山市上野(N34.16.4.3/E135.15.31.4)付近の県道で、車線規制を実施するかたちで行われていた道路工事現場に乗用車が進入。舗装工事を行っていたローラー車と衝突し、さらにその近くにいた20歳の男性作業員をはねた。

この事故ではねられた作業員が左手首を骨折する重傷。ローラー車を運転していた40歳の男性も足を打撲する軽傷を負った。クルマを運転していた同市内に在住する28歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。警察は自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。

現場は片側1車線の直線区間。逮捕された男は和歌山市内にある県立高校の教諭で、事故直前まで市内の飲食店で友人と酒を飲んでいたという。警察では飲酒した場所や量の特定を進めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース