路上駐車のクルマに追突、前方に立っていた男性死亡

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13日深夜、茨城県水戸市内の県道で、路肩に駐車していた軽トラックに対し、後ろから進行してきた乗用車が衝突。弾みで軽トラックの前方に立っていた82歳の男性がはねられた。男性は死亡。クルマは逃走したが、警察は後に50歳の男を逮捕している。

茨城県警・水戸署によると、事故が起きたのは13日の午後10時30分ごろ。水戸市元山町2丁目(N36.22.26.3/E140.27.6.1)付近の県道で、道路左側の路肩に停車していた軽トラックに対し、後ろから進行してきた乗用車が追突。押し出された軽トラックの前方に立っていた高齢の男性がはねられる様子を通行人が目撃。警察に通報した。

男性は近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因でまもなく死亡。後の調べで、被害者は同市内に在住する82歳の男性と判明。軽トラックもこの男性が所有するものとわかった。

追突してきた乗用車は現場から逃走しており、警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。現場から採取した破片やナンバーから容疑車両を特定し、14日に同市内に在住する50歳の男を自動車運転過失致死や道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕している。

現場は片側1車線の直線区間。調べに対して男は「飲酒運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述している。男は追突については大筋で認めているものの、押し出されたクルマに男性がはねられたことについては「知らなかった」と供述。ひき逃げについては否認しているという。

《石田真一》

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