【シカゴモーターショー10】フォード エッジ、パワーユニットを一新

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フォード エッジ
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10日、2011年型フォード『エッジ』がシカゴショーに登場した。エッジはミッドサイズクロスオーバーSUVで、日産『ムラーノ』やトヨタ『ヴェンザ』等がライバル。新型は内外装に大幅に手を加え、パワーユニットを一新している。

新型エッジは、外観ではAピラーより前の全てとテールレンズが大型化されボリューム感がアップしたフロントグリルとフロントバンパーが特徴。「スポーツ」グレードはブラックアウトされたグリルとクラス最大の22インチ専用ホイールを履き、従来モデル以上にアグレッシブなルックスに仕上がっている。

エンジンラインナップも一新。2種類のV6エンジンはどちらも給排気独立可変タイミング「Ti-VCT(ツイン・インディペンデント・バリアブル・カムシャフト・タイミング)」が採用され、3.5リッターは従来モデルより20hpアップの285hpを、スポーツモデルに搭載される3.7リッターは2011年型の『マスタング』と同じ305hpを発揮する。さらに北米フォードとしては初となる「エコブースト4気筒」を選ぶこともできる。ターボチャージャー付き2リッター直噴ガソリン4気筒「エコブースト」は4気筒の燃費とV6並みの出力を両立。トランスミッションは全エンジン6速ATが組み合わされ、「スポーツ」にはパドルシフターが付く。

インテリアも質感が上がっている。マイクロソフトと共同開発したインターフェイスSYNCを進化させた「My Ford Touch」がフォード車としては初搭載されていることも注目点。4.2インチLCDをスピードメーター両側に備え、センタースタックには8インチの大型LCDが配されており、音声認識とステアリング上のスイッチでナビ、オーディオ、携帯電話等を操作することができる。

2011年モデルのエッジは夏発売予定、価格はその直前に発表される。

《ケニー中嶋》

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