川島織物セルコンの中期経営計画、売上高経常利益率5%目指す

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川島織物セルコンは10日、新たにスタートする中期経営計画を策定した。

同社は4月1日付けで自動車・列車・航空機内装材事業を分離し、従来の3事業体制から身装・美術工芸事業とインテリアファブリック事業の2事業体制となる。中期経営計画は2事業体制としての経営方針など策定したもの。

中期経営計画の基本方針として、売上だけではなく、利益重視の考え方の徹底、手を拡げすぎず、自社の強み原点に立ち返ること、社員のレベルアップとチームワークの向上、役割分担と業績責任を明確化の4つを掲げた。これをベースに全ての事業・体制・仕組みを徹底して見直し、筋肉質で強固な収益基盤を構築し、早期に売上高経常利益率5%を達成を目指す。

計画最終年度の2013年3月期の連結ベースでの数値目標は自動車事業が無くなるため、2010年3月期で580億円ある見通しの売上高が410億円で、収益は来期に黒字転換し、計画最終年度に経常利益が13億円、当期純利益11億円を目指す。

《レスポンス編集部》

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