太陽が眩しすぎて集団登校中の小学生に突っ込む

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8日朝、茨城県小美玉市内の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱。前方から進行してきた集団登校中の小学生5人に突っ込んだ。5人全員が弾き飛ばされ、打撲などの軽傷。警察ではクルマを運転していた67歳の男を現行犯逮捕している。

茨城県警・石岡署によると、事故が起きたのは8日の午前7時20分ごろ。小美玉市羽鳥(N36.14.21.6/E140.18.8.2)付近の市道を走行中の乗用車が道路左側の路外へ逸脱。前方の路肩を対向するように歩いていた集団登校中の小学生の列に突っ込んだ。

この事故で小学1年から6年まで男女5人が次々に弾き飛ばされ、打撲などの軽傷。事故の一報を受け、現場に駆けつけた児童の母親1人も気分不良を訴えて倒れたため、近くの病院に収容されている。警察はクルマを運転していた同市内に在住する67歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

現場は幅員約6mの緩やかなカーブ。歩道は無く、児童たちは道路右側の路肩を歩いていた。調べに対し、逮捕された男は「直射してきた太陽の光が眩しく、サンバイザーを下げようとした直後に突っ込んだ」などと供述しており、警察は前方不注視が事故の主因とみている。

《石田真一》

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