ブリヂストンは、米国子会社ブリヂストン・アメリカス・タイヤ・オペレーションズ(BATO)のサウスカロライナ州エイケン市にある乗用車用タイヤ工場が、米国グリーンビルディング協会からLEED(リーダーシップ・イン・エナジー&エンヴィロンメンタル・デザイン)シルバー認証を取得したと発表した。
LEED認証は、すぐれた環境性能を持つ建築のデザインや利用方法に対して与えられるもので、既存の工場に付与されることは珍しい。今回の認証により、エイケン工場は、2008年11月のテネシー州ウォーレン工場(トラック・バス用タイヤを製造)に続き、BATOで2か所目のLEED認証取得工場となった。
エイケン工場は、既存施設の水資源の有効活用、サステナビリティ、室内空間の環境品質などが高く評価されて認証が交付された。工場から発生する排出物を削減するため、バイオ燃料への切り替え、トイレでの水使用量の削減、燃費効率の高い電球の使用など、様々な施策を実施している。