富士重工業が発表した2009年4 - 12月期(第3四半期)の連結決算は、営業損益が前年同期比60.9%減の38億8000万円と大幅減益ながら黒字となった。
売上高は同5.6%減の1兆0120億7400万円と4期ぶりに減収となった。国内販売台数は軽自動車の販売が不振で同9.0%減の11万9000台、海外売上げ台数は北米は好調だったものの、欧州、その他地域で落ち込み、同4.8%減の27万8000台となった。
収益では、売上げ低迷や為替差損で減益となったものの、諸経費の削減や原価低減などで、営業黒字をキープした。
経常利益は同80.0%減の17億9900万円、当期損益は152億1800万円の赤字となった。前年同期は148億0500万円の赤字だった。