トヨタ紡織が発表した2009年4 - 12月期(第3四半期累計)の連結決算は、営業利益が前年同期比53.5%減の115億2400万円と半減した。
売上高は同19.5%減の6636億3600万円と減収だった。シート、トリムなどの内装品、フィルター・パワートレイン部品は自動車減産の影響で受注が落ち込んだ。
収益も減産減収や製品価格変動の影響で経常利益は同56.4%減の100億7000万円だった。当期損益は4億3300万円の赤字となった。
通期業績見通しはトヨタ自動車向けの販売が計画を上回るほか、合理化や経費節減の効果で上方修正した。売上高が同5.1%減の9300億円となり、営業利益が同42.3%増の200億円、経常利益が同27.9%増の170億円、最終利益が40億円の黒字に転換する見通し。