新ポルシェミュージアム 1周年…来場者が予想の2.6倍

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ポルシェは26日、間もなくオープン1周年を迎えるポルシェミュージアムが、53万人を上回る来場者を迎え入れたと発表した。

新しいポルシェミュージアムは2008年末、ドイツ・ツッフェンハウゼンのポルシェ本社敷地内に完成。2009年1月31日から一般公開された。

ポルシェミュージアムはポルシェのすべてを展示する施設として誕生。ポルシェの歴史、モータースポーツとの関係、数々の革新的技術、そして創業から現在までのポルシェラインナップ…、と見どころが満載だ。実車の展示台数は80台を超えるという。

ミュージアムは広さ5600平方mと広大。展示エリアは3本の強化コンクリート製のコアだけで支えられ、外から見ると宙に浮いているかのように見える斬新な建物だ。
 
ミュージアム内にはショップ、カフェバー、高級レストラン、イベントエリアなどの施設を用意。月曜日を除く毎日、入館料8ユーロ(約1050円)で見学でき、大人の付き添いがある14歳までの子どもは入館無料となる。

ポルシェは開館初年の来場者数を、約20万人と予測。ところが、現時点で累計53万人以上がミュージアムを訪れた。予想の2.6倍もの来場者を集めた計算だ。ポルシェは今後もブランドの魅力を全世界に向けて発信する中心地として、ミュージアムを活用する方針である。

《森脇稔》

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