水田へ転落、運転の93歳が死亡

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23日午前、佐賀県嬉野市内の市道を走行中の乗用車が路外に逸脱。約2m下の水田に転落する事故が起きた。運転していた93歳の男性は収容先の病院で死亡。シートベルト未着用だった可能性もあり、警察が調べを進めている。

佐賀県警・鹿島署によると、事故が起きたのは23日の午前10時5分ごろ。嬉野市嬉野町大字下野(N33.6.15.9/E130.0.33.5)付近の市道から乗用車が路外に逸脱し、約2m下の水田に転落しているのを通行人が発見。警察に届け出た。

通報を受けた同署員や地元消防が現場に急行。転落していたクルマを運転していた高齢男性を救出し、近くの病院に収容したが、男性は腹部を強打したことが原因でまもなく死亡した。後の調べで現場近くに住む93歳の男性と判明している。

現場は幅員約4mの直線区間。死亡した男性は近所の知人宅から自宅に戻る最中。受傷状態からシートベルトを着用していなかった疑いもあり、調べを進めている。

《石田真一》

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