BMW 3シリーズツーリング、2010年モデル…316dが新登場

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BMWグループは17日、欧州向け『3シリーズツーリング』の2010年モデルを発表した。内外装の変更点はないが、セダンのみだった「316d」グレードが、ワゴンボディのツーリングにも設定されている。

316dグレードは、「320d」や「318d」と基本的に共通の2.0リットル直4ターボディーゼルを搭載。320dや318dよりも出力を抑えることで、エントリーグレードの役割を持たせている。

上級2グレードと同じく、可変ジオメトリーターボや最新コモンレールインジェクションが採用され、最大出力115ps/4000rpm、最大トルク26.5kgm/1750rpmを発生。0-100km/h加速は11.2秒、最高速は201km/hと必要充分な性能だ。欧州複合モード燃費は22.22km/リットル、CO2排出量は119g/kmと環境性能も高い。

3シリーズツーリングのその他の変更点は、セダンに準じる。ガソリンのトップグレードの「335i」に、N55型直噴3.0リットル直6シングルターボ(ツインスクロールタイプ)を新搭載。ディーゼルの「325d」「320d」「318d」グレードは、パワーアップを果たしながら、燃費やCO2排出量を改善した。また「320d」には「BMWブルーパフォーマンス」が追加され、欧州で2014年に施行予定の排出ガス基準、ユーロ6に適合させている。

2010年モデル全車が、ユーロ5の排出ガス基準をクリア。全グレードにブレーキエネルギー回生システム、オンデマンド制御の電動パワーステアリングやエアコンコンプレッサーを、4気筒エンジンの6速MT車にアイドリングストップとシフトアップインジケーターを採用する。BMWの哲学「エフィシエントダイナミクス」(より少ないエネルギーで、より高い性能を)を、いっそう鮮明にしたのが2010年モデルといえる。

2010年モデルの3シリーズセダンは、ガソリン5エンジン、ディーゼル6エンジンのワイドバリエーション。4WDの「xドライブ」も5グレードで選択できる。エフィシエントダイナミクス思想を徹底させている。

《森脇稔》

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