TSテックは18日、税務当局からの指摘を受けて2010年3月期第3四半期(4 - 12月期)連結決算で過去の法人税など約9億円を計上すると発表した。
同社は、関東信越国税局による2007年3月期から2009年3月期までの課税年度の税務調査で、海外子会社とのたな卸資産の取引などについて指摘を受け、過去の法人税など、約9億円を計上することになった。
同社では、税務当局からの指摘については、見解の相違する部分もあったものの、改善すべき点もあり、指摘を受け入れ修正申告を行うとしている。
現段階で最終的な税額は確定しておらず約9億円は、当局からの指摘内容に対して試算した金額。
通期業績見通しへの影響は現在精査中。