住友ゴム工業は、ダンロップのエコタイヤ「ENASAVEシリーズ」が2010年1月から開始されるタイヤラベリング制度の「低燃費タイヤ」に全サイズが適合すると発表した。これによりダンロップの補修用夏タイヤのうち約70%に相当する本数が低燃費タイヤとなる。
タイヤラベリング制度は、日本自動車タイヤ協会が業界自主基準として策定した「低燃費タイヤ普及促進に関する表示ガイドライン(ラベリング制度)」に沿って、転がり抵抗性能とウエットグリップ性能が一定値を満たすタイヤを「低燃費タイヤ」と定義づける制度。
同社のENASAVEシリーズは、コロエネゴムなど独自の低燃費技術の採用により、タイヤの転がり抵抗を大幅に低減、自動車の燃費向上に役立つ低燃費タイヤ。現在、石油外天然資源比率を97%まで高めた「ENASAVE 97」、ミニバン専用低燃費タイヤ「ENASAVE RV503」、スタンダードタイヤ「ENASAVE EC202」の3種類のラインアップしている。