ETCが17か月ぶりマイナス 電子機器出荷…11月

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電子情報技術産業協会が発表した民生用電子機器の11月の出荷金額は前年同期比17.4%増の3022億円と4か月連続でプラスとなった。

分野別では、映像機器国内出荷金額は2228億円、同21.6%増と6か月連続プラスと好調に推移している。音声機器国内出荷金額は152億円、同10.7%減と16か月連続のマイナスとなった。カーAVC機器国内出荷金額は642億円、同13.2%増と2か月連続でプラスとなった。

自動車関連の主な製品別出荷台数では、カーオーディオのカーステレオ本体(カセット)が1万5000台、同43.2%減、カーCDプレーヤが37万1000台、同14.9%減となった。

カーカラーテレビは5万3000台、同33.1%減と16か月連続マイナスとなった。カーDVDは2万2000台、同0.3%増と14か月ぶりにプラスとなった。

カーナビゲーションシステムは49万1000台、同40.7%増と6か月連続プラス。ソース別構成比は、CD/DVD-ROMタイプが4.9%、HDDタイプが51.3%、フラッシュメモリその他が43.8%だった。

ETC車載ユニットは31万8000台、同46.4%減と17か月ぶりに前年割れとなった。高速道路のETC割引制度の特需による需要が一巡したほか、高速道路割引制度がETCに限らず実施される見通しとなったため。

《レスポンス編集部》

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