出会い頭に衝突の消防車、酒気帯び運転だった

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17日深夜、愛知県蒲郡市内の県道で、火災発生の通報を受けて交差点を進行していた消防団所属の消防車と、乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故で双方の3人が負傷。消防車を運転していた男性から酒気帯び相当量のアルコールを検出している。

愛知県警・蒲郡署によると、事故が起きたのは17日の午後11時55分ごろ。蒲郡市中央本町(N34.49.30.0/E137.13.45.2)付近の県道で、交差点を進行していた蒲郡市消防団・第3分団に所属する消防車と乗用車が出会い頭に衝突した。

双方の車両は中破。乗用車を運転していた同市内に在住する48歳の女性と、消防車に同乗していた男性2人が打撲などの軽傷を負っている。消防車を運転していた41歳の男性からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、警察では道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で調べを進めている。

現場は信号機の設置された交差点。消防車は赤色灯を使用していたが、サイレンの鳴動はしていなかった。この状態で赤信号の交差点に進入したとみられるが、警察では「サイレンを使用していないので緊急走行には当たらない」としている。

《石田真一》

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