30th高雄サンデーミーティング 愛車の話題と笑顔で参加

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12月13日
  • 12月13日
  • 今回7台も集まったトヨタS800
  • ホンダN360が2台も
  • いすゞベレット
  • ラリー仕様の衣装をまとった初代トヨタ・セリカ
  • ブガッティT35C
  • アルファロメオTZ1
  • 向かって左からフィアット・アバルト850スコルピオーネSアレマーノ、アルピーヌ・A110、アルファロメオ・ジュリアスプリント

30回を迎える「高雄サンデーミーティング」が13日、京都 嵐山の高雄パークウェイ、小倉山展望台駐車場にて開催された。主催は、高雄サンデーミーティング事務局。

このイベントは1月、2月、8月を除く毎月第2日曜日に開催されるイベントで、参加資格は1970年代までのヒストリックカー(国籍問わず)である。

事務局は開催の趣旨として、「愛するクルマを持っていてもなかなか走らす機会がない、仲間と一緒に走りたくてもスケジュールが合わない。そういった理由でガレージで冬眠してしまいがちな愛車を、山へ散歩に連れ出してもらいたいと考えて始めました。特別な企画は何もありません。オーナー同士の親睦を深めるのも良し、ワインディングロードを走るも良し、楽しいひと時を過ごして欲しいのです」と話す。そして、「参加費はなしです。その代り、愛車の話題と笑顔を用意してください」という。

このイベントの最も特徴的な点は、参加者同士が国やメーカーへのこだわりなく親しく会話を交わしていることである。もしその場に居合せたならば、クルマという共通の趣味を通して10年来の知己のように会話を交わす光景があちこちで見られることであろう。

今年最後の開催ということもあったのか、100台を超える参加車が集まった。特に今回は、トヨタ『S800』が7台も集まり、参加した人々を驚かせた。また、輸入車でも、戦前のブガッティ『T35C』や1960年代にレースで活躍したアルファロメオ『TZ1』といったレーシングモデルから、フィアット『500』やオースチンヒーレー『スプライト』といった可愛らしいクルマ達も参加していた。

1月、2月はお休みなので次回は3月14日、COPPA DI KYOTOとの同時開催となる。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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