倒産件数は3か月連続減少…11月 帝国データバンク

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倒産件数・負債総額の推移グラフ
  • 倒産件数・負債総額の推移グラフ

帝国データバンクが発表した11月の全国企業倒産集計によると、倒産件数は前年同月比1.0%減の1000件で3か月連続で前年を下回ったことがわかった。

倒産件数は2009年では9月の946件に続いて今年2番目に低い水準だった。

負債総額は6908億5500万円、同27.7%増となり、5か月ぶりに前年を上回った。ロプロ、穴吹工務店の大型倒産があったためで、この2件で負債総額全体の5割以上を占めた。

業種別では運輸・通信業、サービス業は今年最低を記録、建設業でも減少が目立っている。製造業は同36.2%増の177件と急増した。設備投資の低迷の影響で機械器具製造が増えたため。

主因別の内訳では「不況型倒産」の合計が846件となり、構成比は84.6%と、集計基準変更後で最高を記録した。

《レスポンス編集部》

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