幼稚園の送迎ワゴン暴走、園児9人が重軽傷

自動車 社会 社会

3日午後、埼玉県さいたま市岩槻区内にある私立幼稚園の敷地内で、送迎用のワゴン車が暴走し、玄関前で待機していた園児約30人の列に突っ込む事故が起きた。園児9人が重軽傷を負っており、警察は運転していた園長の男を現行犯逮捕している。

埼玉県警・岩槻署によると、事故が起きたのは3日の午後3時30分ごろ。さいたま市岩槻区金重(N35.57.42.7/E139.41.19.0)付近にある私立幼稚園の敷地内に進入してきた送迎用ワゴン車が突然加速。コントロールを失ったまま、玄関付近で乗り込み待機をしていた園児約30人の列に突っ込んだ。

この事故でクルマの直撃を受けた4歳の女児と5歳の男児が足を骨折する重傷。接触した4-6歳の園児7人が打撲などの軽傷を負った。警察はクルマを運転していたこの幼稚園の園長で、同市内に在住する63歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

現場は幼稚園の玄関前。クルマは隣接する駐車場から玄関前に向かう最中だった。調べに対して男は「慣れないクルマだったので、アクセルとブレーキを踏み間違えてしまった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース