5日未明、静岡県静岡市駿河区内の東名高速道路上り線で、単独事故を起こして第1車線上で立ち往生していたワゴン車に対し、後ろから進行してきた普通トラックが追突する事故が起きた。ワゴン車は大破し、運転していた韓国籍を持つ52歳の男性が死亡している。
静岡県警・高速隊によると、事故が起きたのは5日の午前1時ごろ。静岡市駿河区小坂(N34.55.11.0/E138.21.8.1)付近の東名高速道路上り線で、ガードレールに衝突する単独事故を起こして第1車線上で停車していたワゴン車に対し、後ろから進行してきた普通トラックが追突した。
ワゴン車は大破し、運転していた愛知県春日井市内に在住する韓国籍を持つ52歳の男性が全身を強打し、収容先の病院で死亡。トラックは衝突を避けようと急ハンドルを切った結果として横転。運転していた静岡市葵区内に在住する25歳の男性が頭部打撲などの軽傷を負っている。
現場は日本坂トンネルの左右ルート合流点付近で、片側3車線の緩やかな右カーブ。トンネル出口からは約300mの地点。警察ではトラック側の前方不注視が事故の主因とみている。