無免許運転で摘発の男、約1年3か月逃亡

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名古屋地検は1日、交通違反事件の公判中に行方不明となり、約1年3か月に渡って逃走を続けていた48歳の男を愛知県名古屋市内で発見。身柄を拘留した。公判は中断されていたが、今月中に再開されるという。

同地検の公判部によると、この男は2008年5月に名古屋市港区内で軽乗用車を無免許で運転したとして、愛知県警が道路交通法違反容疑で摘発。検察は同年7月に在宅起訴していた。

男は同年8月の初公判には出廷したものの、9月に行われる予定だった判決公判には姿を見せず、行方もわからなくなっていた。検察は公判の中断を裁判所に求め、裁判所もこれを認めていた。

今年11月下旬、検察に「行方不明になっている男を見かけた」との情報が寄せられ、目撃情報のあった名古屋市東区内を捜索していたところ、1日早朝に男を発見。身柄を拘束し、名古屋拘置所で拘留した。

男は約1年3か月に渡って同市内を転々としていたとみられるが、詳しいことは語っていないようだ。なお、中断前の公判で検察側は懲役1年を求刑していた。

《石田真一》

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