23日未明、静岡県浜松市中区内のリサイクルショップにクルマが突入。店のシャッターやドアなどを破壊し、店内に陳列された商品(時価460万円相当)が盗まれる事件が起きた。突入に使われたクルマは事件直前に盗まれたものとみられている。
静岡県警・浜松中央署によると、警察が事件発生を認知したのは23日の午前1時55分ごろ。警備会社から警察に対して「浜松市中区西伊場町(N34.41.41.0/E137.42.12.9)付近のリサイクルショップで侵入者を検知した」との通報が寄せられた。
現場近くにいた自動車警ら隊のパトカーが急行したところ、店の入口にバックで突入している乗用車を発見。店内の陳列棚は荒らされており、後の調べで貴金属や高級腕時計など32点、時価460万円相当の商品が盗まれていることが判明している。
突入に使われたクルマは現場近くに住む静岡県議を務める男性が所有するもので、22日の午後9時ごろ、店から約200m離れた場所にある駐車場に置き、そのまま帰宅したという。以降の所在はわかっていないが、警察では事件直前にこのクルマが盗まれ、犯行に使われたものと推測している。