横断中の男性をひき逃げ「頭が真っ白になった」

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21日未明、埼玉県草加市内の県道で、道路を横断していたとみられる50歳代の男性がひき逃げされる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察は事故翌日に出頭してきた同市内に在住する29歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

埼玉県警・草加署によると、事故が起きたのは21日の午前0時30分ごろ。草加市八幡町(N35.51.2.5/E139.48.39.7)付近の県道沿いに住む人から「中年の男性がひき逃げされたようだ」との通報が寄せられた。

通報を受けて現場に急行した同署員が車道に倒れている男性を確認。男性は近くの病院に意識不明の状態で収容されたが、約3時間後に頭部強打が原因で死亡した。死亡した男性は50歳代とみられるが、個人を特定するような所持品は無く、身元などはわかっていない。

警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故翌日の22日に同市内に在住する29歳の男が出頭。容疑を認め、クルマからも衝突痕が確認できたことから、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は片側1車線の直線区間。調べに対して男は「事故を起こして頭が真っ白になり、そのまま走り去ってしまった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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