日本精工は、障害物を避けて人が進みたい方向へ案内するヒューマンアシストガイダンスロボットを開発した。
今回開発したロボットは、平地や傾斜面、多少の凹凸面での移動が可能な車輪型移動ロボットで、グリップを介して人の行きたい方向を察知、進路上にある障害物を自律認識して回避しながら進む。
ロボットの駆動技術、認識技術、ロボットと人間との間の情報伝達(インターフェース)技術を組み合わせ、統合することで実現した。
将来的に、車椅子、盲導犬や介護犬の代用などへの応用が可能な、人間をアシストする自律移動ロボットに結びつく技術としている。
この製品は11月25日より東京ビックサイトで開催される「国際ロボット展2009」に出展する。