出会い頭衝突のクルマ、弾き飛ばされ歩行者を直撃

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16日朝、長野県須坂市内の県道で、交差点を進行していたワゴン車同士が出会い頭に衝突。このうち1台が弾き飛ばされ、歩行者に衝突。さらに他の乗用車にも衝突するなど、車両3台が関係する多重事故に発展した。歩行者は収容先の病院で死亡している。

長野県警・須坂署によると、事故が起きたのは16日の午前7時55分ごろ。須坂市日滝(N36.40.29.6/E138.19.25.5)付近の県道で、一時停止を無視して進行してきたとみられる下高井郡内に在住する18歳男性の運転するワゴン車と、県道を進行していた高山村内に在住する39歳女性の運転するワゴン車が出会い頭に衝突した。

女性のクルマは衝突の弾みで横転滑走。路肩を歩いていた現場近くに住む60歳の男性をはねた後、対向車線側で右折待ちをしていた中野市内に在住する53歳の男性が運転する乗用車に衝突。クルマ3台が関係する多重事故となった。

この事故で歩行者の男性が全身を強打し、収容先の病院で死亡。運転者3人にケガはなかった。

現場は信号機の無い交差点。見通しは若干悪い。以前から同様の出会い頭衝突が相次いでいるという。警察では最初に衝突した2台の運転者から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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