国土技術政策総合研究所(国総研・茨城県つくば市)の講演会が、12月2日、日本教育館一ツ橋ホールで開催される。一般からの聴講者を募っている。
国総研は、2001年に設立された住宅・社会資本分野の国の研究機関で、河川、道路、航空、住宅など国土交通省の管轄する分野のほぼすべての研究を行っている。その研究成果は高速道路無料化の是非を巡る議論の中でも、たびたび取り上げられた。
同日の講演会は国総研の部長クラスが、それぞれ担当する研究成果について報告する。国総研研究者による講演8本と外部有識者にいる特別講演1本を予定している。
道路交通分野からは藤本聡高度情報化研究センターが「スマートウェイの実用化に向けて」というテーマで、JAL問題などで注目を集める航空分野からは長谷川浩空港研究部長が「航空需要予測の精度向上と課題」というテーマで講演する。特別講演は東京大学先端科学技術研究センターの西成活裕教授による「無駄とは何か」。
入場は無料。国総研ウェブサイトから申し込む。先着900人。当日の入場も残席がある限り有効。
国土技術政策総合研究所 URL
http://www.nilim.go.jp/public/index.html