ガラスを叩き割る強盗事件、連続発生

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5日未明、大阪府大阪市や池田市内で、ハンマーを持った男に停車中のクルマが襲撃され、座席の上に置いてあった現金入りのバッグなどが奪われる事件が4件発生した。警察は同一犯によるものとみて、強盗事件として捜査を開始している。

大阪府警・曽根崎署によると、1件目の事件が起きたのは5日の午前1時55分ごろ。大阪市北区角田町(N34.42.3.4/E135.30.16.4)付近の国道423号で、信号待ちのために停車していた43歳男性の運転する乗用車に男が接近。助手席側の窓ガラスをハンマーのようなもので破壊し、助手席に置いてあったバッグを奪って逃走した。

天満署によると、2件目の事件は同日午前3時10分ごろ発生した。大阪市北区梅田2丁目(N34.41.43.1/E135.29.52.5)付近の国道2号で、信号待ちをしていた67歳男性の運転する乗用車に男が接近。ハンマーで助手席側のガラスを破壊し、現金約12万円の入ったバッグを奪い、徒歩で逃走している。

3件目発生は同日の午前4時15分ごろ。天王寺署によると、大阪市天王寺区逢阪1丁目(N34.39.1.6/E135.30.51.7)付近の国道25号で、信号待ちのクルマが襲撃され、後部座席右側に置いてあった和服(時価約20万円相当)の入った紙袋が奪われた。

さらに同日午前4時50分ごろには4件目の事件が発生。池田署によると、池田市住吉2丁目(N34.48.3.7/E135.26.15.8)付近の国道176号で、信号待ちをしていた乗用車が襲撃され、携帯電話などが入ったバックが奪われる事件も発生している。

4件とも容疑者は身長170cm程度の男で、黒っぽい着衣。3件目と4件目の事件では黒っぽいクルマで逃走しており、仲間が運転している可能性もあるという。警察ではその手口から4件とも同一犯か、同一グループが関与した可能性が窮めて高いと判断。強盗事件として捜査を進めている。

《石田真一》

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