BMWグループが5日に発表した第3四半期(7-9月期)は、売上高が117億5900万ユーロ、前年同期比6.6%減となり、グループ全体での金利払前税引前利益(EBIT)は5500万ユーロ、同85.8%減と大幅減益となった。
BMW、MINI、ロールス・ロイスの納車台数は全体で同7.2%減の32万4100台だった。新車販売の不振から収益が悪化、税引前利益は1億2600万ユーロ、同54.8%減だった。
2009年1-9月累計の3ブランドの合計納車台数は同15.7%減の93万9554台だった。このため、売上高は362億3900万ユーロ、同10.4%減少した。EBITは1億6900万ユーロ、同89.7%減、、税引前利益は7900万ユーロ、同94.8%減、税引後利益は4700万ユーロだった。
大幅に業績が悪化したものの、予想以上に回復しており、BMW AGのノルベルト・ライトホーファー会長は2009年通年決算で、黒字を達成する見通しを明らかにした。