トヨタ、第2四半期に黒字転換

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トヨタ自動車は5日、2010年3月期の第2四半期累計業績を発表した。連結世界販売は26%減の313万台と落ち込んだが原価改善や固定費削減などの緊急収益改善策が計画を上回り、営業赤字は1369億円(前年同期は5820億円の黒字)にとどまった。

通期で9000億円としていた緊急収益改善は上期で7100億円を達成。北米の貸倒れ費用や中古車の残価改善などにより、金融事業の営業利益が1075億円に達したことも赤字の圧縮につながった。

日本と米国の販売が政府のインセンティブ効果でやや回復した第2四半期(7 - 9月)には580億円の営業利益を確保、黒字に転換した。同期は純利益も218億円の黒字だった。中間配当は前年同期より45円減配の20円とした。

《池原照雄》

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