トヨタ自動車が発表した2009年9月期の連結決算は、営業損益が1368億5900万円の赤字になった。前年同期は5820億6800万円の黒字で、約7000億円収益が悪化した。
連結販売台数は、前年同期比26.4%減の313万台となった。北米や欧州、その他地域で大幅に減少したため。このため、売上高は同31.3%減の8兆3776億4300万円と、10兆円を割り込んだ。
7 - 9月期は減収減益ながら黒字となったものの、4 - 6月期の赤字をカバーできなかった。このため、税金等調整前当期損益は629億7500万円の赤字、当期損益は販売台数の減少やモデルミックスの悪化、為替差損などの影響で560億円の赤字だった。
中間配当は1株につき20円を実施する。前年同期と比べて45円の減配となる。