ジェイテクトが発表した2009年9月中間期の連結決算は、営業損益が142億円の赤字に転落した。前年同期は341億6000万円の黒字だった。
機械器具部品事業は、ステアリング、ベアリング、駆動系部品が全て減少したのに加えて、工作機械事業は、機械受注が大幅減少したことから売上高は、前年同期比41.6%減の3398億4900万円と大幅な減収となった。
損益では売上げの減少から、経常損益は145億5100万円の赤字で、当期損益が165億7300万円の赤字となった。
通期業績見通しは売上高が同27.2%減の7400億円、営業損益が40億円の赤字、経常損益が50億円の赤字、最終赤字が110億円となる見通しで、原価低減効果が予想以上で赤字幅は前回予想よりも改善する。