昭和シェル石油が30日に発表した2009年1-9月期(第3四半期)の連結決算は、当期赤字が345億円となった。前年同期は621億円の黒字だった。
売上高は前年同期比43.9%減の1兆4517億円と大幅減収となった。石油製品、石油化学製品の販売数量が減少したため。
損益では売上げ減に加えて、期初のたな卸資産の影響も影響して営業損益は541億円の赤字、経常損益は536億円の赤字となった。
通期業績見通しは売上高が同37.1%減の2兆0600億円、営業赤字が450億円、経常赤字が450億円、最終赤字が320億円と赤字幅が前回予想よりも拡大する見通し。