Uターン強行のクルマ、大型トラックが側面に突っ込む

自動車 社会 社会

26日午前、神奈川県横須賀市内の国道134号で、中央分離帯を乗り越えて対向車線側へ進入してきた乗用車に対し、順走していた大型トラックが衝突する事故が起きた。乗用車は大破し、乗っていた2人が死亡している。

神奈川県警・浦賀署によると、事故が起きたのは26日の午前9時40分ごろ。横須賀市舟倉1丁目(N35.14.0.3/E139.42.9.5)付近を走行していた乗用車が中央分離帯を乗り越えて対向車線側へ進入。直後に対向車線を進行してきた大型トラックが衝突した。

トラックは乗用車の左側面部に衝突。クルマは大破し、運転していた男性と助手席に同乗の女性が全身強打で死亡した。後の調べで、同乗者は同市内に在住する75歳の女性と判明したが、60-70歳とみられる運転者の男性については身元が判明していない。トラックを運転していた29歳の男性も足を打撲するなどの軽傷を負った。

現場は片側2車線の直線区間。警察ではトラックを運転していた男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いているが、調べに対しては「乗用車が進路を塞いできた」などと話しているようだ。警察では乗用車が強引なUターンを試みた可能性が高いと推測している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース