セーレンが発表した09年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比30.9%減の9億1400万円と、減益となった。
売上高は同32.8%減の367億3900万円と大幅減収となった。国内外での自動車生産台数減少でオートモーティブ事業は大幅減収となったほか、エレクトロニクス事業なども低迷した。
収益では、売上げの大幅減があったものの、原価低減や生産ラインの集約などの効果で営業利益は同93.8%減の1億4600万円と黒字をキープした。
経常利益は同57.7%減の11億8100万円だった。
通期業績見通しは売上高が同20.6%減の780億円、営業利益が同36.9%減の17億円、経常利益が同7.7%増の31億5000万円、最終利益が同150.3%増の21億5000万円となる見通し。