10年以上の無免許運転、人身事故で発覚

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25日午前、富山県富山市内の県道で、道路を横断しようとしていた12歳の男児が乗用車にはねられて重傷を負う事故が起きた。警察は41歳の男を現行犯逮捕しているが、男は10年以上に渡って無免許運転を続けていた可能性が高いという。

富山県警・富山中央署によると、事故が起きたのは25日の午前11時50分ごろ。富山市山室(N36.40.13.7/E137.14.24.0)付近の県道で、12歳(小学6年生)の男児が道路を横断しようとしていたところ、進行してきた乗用車にはねられた。

男児はすぐに近くの病院へ収容されたが、頭部強打の重傷。クルマを運転していた同市内に在住する41歳の男は運転免許を持っておらず、警察は自動車運転過失傷害と道路交通法違反(無免許運転)の現行犯で逮捕している。

現場は片側1車線の直線区間。男児は横断歩道の無い場所を横断しようとしていたとみられる。逮捕された男は「以前は免許を持っていたが、10年以上前に失った」などと供述しているという。警察では男が10年以上に渡って日常的に無免許運転を続けていたものとみて、免許が失効した時期や経緯について調べを進めている。

《石田真一》

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